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運行開始4周年を迎える「藍よしのがわトロッコ」=JR四国提供

 2020年10月10日にデビューしたJR徳島線の徳島駅―阿波池田駅間を走るトロッコ列車「藍(あい)よしのがわトロッコ」が、運転開始4周年を迎える。JR四国はキャンペーンやイベントを企画している。

 JR四国によると、運行は週末を中心に1日1往復。今年8月末までに、延べ約1万8千人が利用した人気列車だという。

 今回のキャンペーンでは、10月5日~12月1日にトロッコに乗り、車内販売商品を300円以上購入した先着500人に対し、藍色のオリジナルショルダーバッグをプレゼントする。徳島駅では10月5日午前9時半ごろ、JR四国のイメージキャラクターなどが登場。同10時25分ごろから、城北高校民芸部の生徒たちが阿波人形浄瑠璃を披露する。

 11月2日には、通常は走らない土讃線の阿波池田駅―大歩危駅間もトロッコで走る2種類のコースを企画している。片方のコースではバスに乗り換えて、祖谷のかずら橋や大歩危峡観光遊覧船も楽しめる。

 同社の担当者は「秋の渓谷の紅葉や、美しいエメラルドグリーンの吉野川を堪能してほしい」と呼びかけている。問い合わせは同社の予約センター(087・825・1662)。(森直由)

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